2020.12.25
嘱託医さんに聞く、登園に関わる子どもの病気⑧【手足口病】
コラム
手足口病
大きな特徴
発熱と、手、足、口周囲の発疹がある
症状
発熱と、手、足、口周囲の発疹、アフタ(潰瘍性口内炎)を引き起こし、
幼児期に最も多く発生する。
様々なエンテロウィルスによって引き起こされ、
通常は汚染された物質や空気中の飛沫に接触することで感染する。
熱は通常24時間以内に解熱する。
下痢を伴うことがある。
親が感染した場合は手足の水疱がかなり痛む。
なお、発疹は解熱後に現れることが多く、
初期段階だとヘルパンギーナと区別がつきにくことが多い。
ヘルパンギーナと同じく夏季に流行する。
感染しやすい期間
手足や口腔内に水疱・潰瘍が発症した数日間
登園の目安
発熱や口腔内の水疱・潰瘍の影響がなく、普段の食事がとれること