2020.12.31
嘱託医さんに聞く、登園に関わる子どもの病⑭【結核】
コラム
結核
大きな特徴
成人に比べて症状の進展が早く、初期症状はかぜと似ている
症状
成人に比べて症状の進展が早く、
患者と接触し感染した後、わずか2～3ヶ月で発症に至る。
初期症状はかぜと似てる。
小さなこどもでは微熱だけが続いたり、
熱がでずに急に手足が麻痺したり、
なんとなく元気がなくなったり、
笑わなくなったりなどの症状が見られることもある。
肺結核になることもあるが、
肺には変化が無いまま髄膜炎を発症することがある。
3～4歳以下、特に1歳未満は重症化しやすい病気。
家族に咳が長引く人や長期にわたり体調が悪い人がいたら、
内科を受診してもらいましょう。
登園の目安
感染のおそれがなくなってから。
