2020.12.19
嘱託医さんに聞く、登園に関わる子どもの病気②【溶連菌感染症】
コラム
溶連菌感染症
大きな特徴
発熱(38~39℃)と喉の痛み
症状
主な症状は、発熱(38~39℃)と喉の痛み。
3歳未満はあまり熱があがらないと言われている。
体や手足に小さくて紅い発疹が出たり、舌にイチゴのようなツブツブができたりする(イチゴ舌)。
その他、頭痛、腹痛、吐き気。
嘔吐、首筋のリンパ節の腫れもみられる。
↓
合併症として心臓弁膜症、糸球体腎炎が起こるうるので
しっかりと抗菌薬を服薬することが大切。
治療後も咳は遷延し、
咳が出なくなるまでに1ヵ月くらいかかることもある。
感染しやすい期間
適切な抗菌薬治療を開始する前と開始後1日間。
登園の目安
抗菌薬内服後24時間経過していること。