2019.10.13
働くことは生きることってどういうこと?
コラム
– ofuIKU column –
某ドラマでも印象的だったフレーズ、「働くことは生きること」。
今回はこの言葉の意味について考えてみましょう。
「働くことは生きること」とは、一体どういうことなのでしょうか?
■ 働くことの意味
まず、「働くこと」ですが、生活費を稼ぐための「労働」とは異なります。
「働くこと」は、お金などの成果報酬を目的とするものではなく、高次的な「達成感」や「チームワーク」が目的となる行為だといえます。
現在世界でもっとも影響力のある4大企業・GAFA(Google,Apple,Facebook,Amazon)は、お金よりも「お客様のために」を超徹底し、利益よりも世を変えることに喜びを見出しています。
個人レベルでみても、お金は仕事における最大のモチベーションにはならないでしょう。
誰かに喜んでもらえることや、何かを創造する喜びこそ、もっともやる気が出る瞬間ではないでしょうか?
■ 「働かないと生きることができない」
たしかに「生活費を稼ぐために働かなければならない」ということを否定はできません。
ただ、それ以上に「働かないと生きがいがなくて苦しい」ということにも注目しなければなりません。
十分な生活費があっても、働くことをやめない人は多くいます。
また、一度退職したことがある方なら共感できるかもしれませんが、楽しいのは退職して数日、数週間だけで、だんだん何かが足りない気がしてきます。
また、仕事がうまくいっていないときは、ご飯を食べていても遊びに出かけても、どこかつまらない気持ちになったことはありませんか?
働くことは人生にリンクしています。
リンクしているからこそ、働くことで人生が潤うのです。
■ 働くことで人生は潤う
働くことは苦しいことでもありますが、その苦しみを越えたとき得るものは計り知れません。
また、世の中や誰かにインパクトやちょっとした気持ちの変化を与えられたときの達成感や満足感は、「働くこと」でこそ得られる感情です。
働くことは人生の充実度・生活の質そのものでもあります。
ただ、子育ても仕事と同じくらい大事なことです。
フルタイムで働くことを目指すよりは、「他者とともに何かを達成する」ことで得られる充実感を目的にしてみてください。
ライター:ofuIKU編集部