2019.10.18
お母さんを、子どもを、家族を守る「ベビーテック」がもたらす豊かな未来
コラム
– ofuIKU column –
爆速で世界が動いています。
…とは言うものの、自分自身の世界の体感速度はあまり変わっていない気も…?
今回は子育ての効率をアップさせる「ベビーテック」という分野についてご紹介します。
画期的な子育てのサービスや製品が生まれていますが、お母さま、お子さま、そしてご家族の未来にもたらす変化とともに考えてみましょう。
■ ベビーテックとはなにか?
「ベビーテック(BabyTech)」とは、babyとtechnologyを組み合わせた言葉です。
ITなどの技術を用いて出産・子育てを助けるサービスとして注目されている分野です。
ベビーテックでは、おもに育児による負担の軽減を目的としています。
より簡単なログの方法、より簡単な管理方法など、従来アナログの力でやっていたことによるお母さんへの負担を軽減することができます。
アメリカでBabyTech Awardが開催されたことにより広まった分野ですが、日本でも動きはあります。しかしまだまだ認知度は低い状況です。
▼日本のベビーテックのオンラインメディア
https://babytech.jp/
ここで、実際にベビーテックの製品を見てみましょう。
■ ベビーテックの製品の一例
○Nanit Breathing Wear
https://www.nanit.com/breathing-wear
赤ちゃんにNanit Breathing Wearという布状の製品を巻きつけると、赤ちゃんの睡眠や体調を記録・分析できます。
テックテックしていないモダンなデザインも素敵ですね。
○貼るタイプの体温計”TempTraq”
https://awards.babytechsummit.com/temptraq/
この”TempTraq”を赤ちゃんに貼っておけば、スマートフォンで体温を管理することができます。
大人としてもこれは使ってみたいものです。
○スマート哺乳瓶”BlueSmart mia 2″
この哺乳瓶を使えば、赤ちゃんが飲んだミルクの量、時間などを記録できます。
温度調節機能、時間経過のアラート機能も搭載。
誰でもミルクを飲ませることができるのが良いですね。
製品内容参照:https://www.bluesmartmia.com/products/mia2
○”Baby Gigl”
http://www.slowcontrol.com/en/baby-gigl/
こちらもスマート哺乳瓶のひとつです。フランスらしい可愛いカラーに心惹かれますね。
哺乳瓶の角度によってランプの色が変わり、正確な授乳を徹底できます。
■ テクノロジーが豊かにする生活の未来像
テック系の製品を見ていると、「自分の生活にはまだ関係のないことでは?」と一般的な商品とはまだ距離感があるように思えてしまいます。
いっぽうでベビーテックは一般的な消費者にも浸透する可能性を大きく持っている分野だといえます。
ただ、効率化を求めるあまり「子どもの成長を見守る」ことを忘れてはならないでしょう。
効率化かつ楽しみの機能を持ち合わせていることが、理想のベビーテックではないでしょうか。
全部テック任せ、ではなく、アナログとデジタルの良いところをうまく活用していく。
これはベビーテック分野に限らず、すべての○○テック分野においてもいえることです。
ベビーテックが浸透し、より便利で楽しい未来がやってくる日が楽しみですね。
ライター:ofuIKU編集部