2020.07.06
【おうちモンテ】モンテッソーリ教育の教具を手作りするポイント①
コラム
オフイク小林です。
モンテッソーリ教育で使用する道具は、一般的に「教具」と呼ばれます。
既製品はしっかりした作りではあるものの、揃えようと思うとなかなかコストがかかってしまいます…。
そこで実際に手作りの教具でモンテッソーリ教育を実施しているわが園から、
今回は手作り教具を作るポイントと、実際に作成し使用している教具をご紹介します。
今後シリーズで更新していきますのでお楽しみに。
モンテッソーリ教育で教具を手作りするときのポイント
ポイントを押さえれば、手作りの教具でもじゅうぶん効果が狙えます。
子どもの指先を使いたい欲求を満たすこと
子どもはとにかく何でもさわりたがります。
思いっきりその欲求を満たせるようなものがあれば、いわゆる「いたずら」をすることも減るでしょう。
達成感を経験できるように効果を狙う
教具で「できた!」を味わせてあげることが大切です。
モンテッソーリ教育の教具は、正しく操作しないと思い通りの結果にならないようにできています。
「落とす」「押し入れる」「刺す」を繰り返せる
お子さまが指先を使って、「落とす」「押し入れる」「刺す」ができる教具を作ります。
「落とす」「押し入れる」「刺す」について
わたしたちが日常的に行っている行為で例を挙げると、
落とす→貯金箱にお金を入れる(落とす)
押し入れる→ラムネのビー玉を瓶の中に落とす(押して入れる)
刺す→パックの飲み物のストロー口にストローを刺す
といった行為があります。
わたしたちも最初はこういった行為はうまくできなかったと思います。
同じ行為を繰り返すうちに、だんだん上手くできるようになり、最終的には一番ベストなやり方をとると思います。
モンテッソーリ教育はそのような「できるようになる」ことで自己肯定感が生まれます。
教具の作りかた
今回は上記の「押し入れる」教具をご紹介します。
中が空でフタつきの容器に穴を開けて、毛糸のボンボンを押し入れます。
穴の大きさをちょっと簡単には入らないサイズに調節するところがポイントです。
ボンボンがムニュっと入る感覚を楽しませてあげてください。
ただしボンボンを飲んでしまわないように注意して見ていること。
*成功まで繰り返して感覚をつかむために、ボンボンの大きさは同一のほうがおすすめです。
道具が用意に揃い、加工も比較的簡単に済むのが嬉しいところです。
次回は「刺す」教具をご紹介します。
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